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想い出がいっぱい

想い出がいっぱい
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在りし日の想い出は美しく

想い出のキスは雨のなか、透明なビニール傘の下。

彼女は背の低い柔らかな女の子だった。

 

そんな彼女の面影を頼りに、軽トラで想い出の場所を回った男がいた。

 

想い出は、いつまでも、いつまでも。

夏の日は長い間、人々を照らしていた。

いつまでも、ブランコを漕いでいた。

いつまでも、話していた。たわいもない話、過去の想い出話。

 

それさえも、また、想い出になるなんて。

その時は誰も思いはしない。

 

想い出の匂いは今も残る。

いろんな匂いを覚えている。

公園の隣の家から流れてくるさんまを焼いた匂い。

彼女が噛んでいたガムの匂い。

洗濯物の匂い。

 

どれもいい匂いだった。

 

熱い夏と冷たい夏の想い出

夏の夕方、神社の敷地は涼しかった。

なんでだろうと思いながらセミの抜け殻をつまんでいた。

 

寄りかかったコンクリの壁。

これも涼しかった。

 

しかし、隣の人はとても熱かった(照)

 

想い出の帰り道

彼女を家まで送ると、帰りはひとりだった。

軽く鼻歌なんか混じらせながら、軽く想い出しながら、自転車を漕いでいた。

 

辺りは暗い。

たくさんの車が通る道の歩道を走っていた。

 

想い出がいっぱい

 

想い出は選別されていく。

必要のない想い出を思い出すことはない。

 

選別されて残った想い出は、ある時、ふと再生される。

より綺麗な色付けをされて流される。

 

想い出を探す旅に出たくなることを止めることはできない。

 

彼女の面影を頼りに、軽トラで想い出の場所を回った男がいた。

 

“ いいものだらけ ”の世の中へ

株式会社Key-Performance

代表取締役 CEO
 筧田 聡 Satoshi Kakehida

 

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