恋人の日

6月12日【 恋人の日 】&【 イワシ祭 】

2017/10/30

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今日、6月12日は「恋人の日」だそうです!

といっても、まだ日本ではあまり浸透しておりませんよね……。

そのため、このページはブラジルでの話が中心となります。

 

本場ブラジルでの情景♡

6月12日は、既婚未婚を問わずカップルが愛を分かち合う日として、恋人の日となっております。

思い思いのプレゼントを相手にあげたり、素敵なレストランで食事を楽しんだりする日です。

 

ちなみに過去の慣習としては、自分の写真を入れた写真立て(フォトフレーム)をお互いに贈り合っていたそうです。

 

ブラジルでは恋人の日のことを、Dia dos Namoradosジーア・ドス・ナモラードス(ポルトガル語)と言います。

Namoradoは恋人という意味です。

 

街は至る所にハートマーク♡が飾り付けられ、

レストランでは恋人の日特別メニューが用意され、

映画館やデートコースはとても混み合う日になります。

 

では、恋人の日の起源を追ってみましょう!

※【閲覧注意】以下、甘いロマンチックな雰囲気を壊す話となっております。

 

恋人の日の起源は商業目的!? 恋人の日の販促キャンペーン

遡ること約70年……1952年のこと。

愛を証明するのはキスだけじゃない!」という意味のスローガンが、サンパウロのデパートに掲げられました。

スローガンを打ち出したのは、サンパウロの商業協会。

※サンパウロはブラジル最大の都市

 

結論から申し上げると、商業協会が販促のために定めた記念日が、恋人の日だったのです。

「チョコレートや花を買って、恋人に贈りましょう♪」

 

具体的な状況説明

サンパウロのとあるデパート経営者が、João Dóriaさんを訪問しました。

訪問理由は、1年間で売上が落ちる6月の販促案を出して欲しいということでした。

6月は街で大きな行事がなかったため消費が落ちていたそうです。

 

そこでヒントにしたのが、ヨーロッパや北米で既に有名だったバレンタインデー(Dia de São Valentim)でした。

※ちなみにバレンタインデーとホワイトデーはブラジルにはございません。またバレンタインデーとなる2月、ブラジルでは一大イベント「リオのカーニバル」がございます。

 

バレンタインデーを参考に、サンパウロの商業協会は恋人の日を制定し、「愛を証明するのはキスだけじゃない!」というスローガンを掲げ、消費を活性化しようとしたのでした。

 

日付の選定方法

欧米諸国(特にポルトガル)で縁結び結婚の聖人として知られるサント・アントニオの命日が6月13日です。

もちろん歴史的にポルトガルから強い影響を受けてきたブラジルでも、幸せをもたらしてくれる聖人の記念日として知られています。

そのため、その前日にあたる6月12日が選ばれたのでした。

 

1952年6月12日、第1回目の恋人の日キャンペーンが無事に行われました。めでたし、めでたし☆

※アントニオはポルトガル語で「Santo António de Lisboa」と表記します。
※アントニオはポルトガル・パドヴァ(イタリア)・ブラジルの守護聖人です。

 

実際の販促キャンペーンの状況

例のサンパウロのデパートには、「愛を証明するのはキスだけじゃない!」と書かれた大きな宣伝幕が掲げられましたが、最初は市民からあまり注目されなかったそうです。

結果として周知されるまでに10年かかったとか。

しかし現在、ブラジルでは毎年行われる大盛況の行事として定着し、1年間の中でクリスマスと母の日、子どもの日に次ぐ4番目の商機・繁忙期になっております。

 

カップル関係において、ブラジルの方は日本人よりも、コミュニケーションを大切にするそうです。

そうしたブラジルの気質が、恋人の日の盛り上がりを後押ししているのかもしれませんね!

ちなみに恋人の日の消費金額は、平均R$156[ブラジルレアル](日本円で約5千円)です。

これはプレゼントを渡して食事をして映画を見ることができる程の金額です。

※2017年6月12日現在33円/R$。10年前は70円/R$だった。

 

日本での情景☆

恋人の日は、日本ではあまり知られてませんよね。

しかし全国額縁組合連合会が、1988年から恋人の日の普及に努めているそうです。

 

イワシ祭 〜ポルトガルでの情景♡〜

先程も出てきた「聖アントニオ」は、ポルトガルの首都リスボンの守護聖人です。

そのためリスボンでは、6月12日夜〜13日に「聖アントニオ祭」(Festa de Santo António)が開催されます。

※前夜祭:6月12日夜、本祭:13日

 

リスボンに夏の訪れを告げる祭。

1755年から続く伝統ある祭。

 

聖アントニオ祭は、漁師の大漁祈願祭でもあります。

ポルトガルの国民食ともいわれるイワシにちなんで、「イワシ祭り」とも呼ばれているんですよ。

※ポルトガルのイワシ漁の公式解禁日となっておりますが、この時期になると解禁日前に流通し始めるそうです(笑)

 

 

リスボンの下町アルファマ(Alfama)の大通りや広場、路上では、イワシや肉を中心に多くの屋台が並んでおります。

夜になるほど、行列が伸びていくイワシ屋台……

 

油の滴る炭火焼きのイワシ、素揚げのイワシ……

屋台からの煙と香りが深夜まで街中を覆う……

リスボン市民はイワシが大好きなので、悪い匂いではないようです。

 

ちなみにリスボンでは、パンにイワシの油を染み込ませながら食べるとのこと。

 

また地区ごとにお揃いの制服で行進するパレードは圧巻です。

色鮮やかな飾りの下で、民謡をはじめ様々な音楽が大音量で流されます。

派手な華やかなパレード、人々は踊りながらリベルダーデ大通りを下っていきます。

パレードはこの日に向けて、何か月も前から準備されるそうです。

※このパレードは2012年で80年目とのこと
※パレードの時間は21時から0時近くまで

 

 

結果、12日夜の野外は、クラブのような状態となります。

 

そんな聖アントニオ祭ですが、もちろん愛の告白イベントとしても定着しています。

この日、思いを寄せている人へマンジェリコ(バジル)を贈って告白したり、カップルが結婚式を挙げたり。

※マンジェリコとは、バジルの鉢植えや花束のこと
※街にはマンジェリコを売る屋台がたくさん。

//twitter.com/yokosoportugal/status/873473913598160896

 

13日、本祭日。

市民は、聖アントニオ教会に家族や友人を連れ立ってお参りに行きます。

聖アントニオ協会

 

屋台で色とりどりのカーネーションを購入し、教会内の聖人像の足元に置いていきます。

午後には、聖アントニオを讃えるため、白装束に身を包んだ神職者とカラフルな服装の信者たち、音楽隊の行列が、爆音を響かせながら リスボン大聖堂(司教座聖堂カテドラル)周辺の通りを進んでいきます。

 

※祭りのスポンサーには、Sagresというビールメーカーが入っています。

sagres

 

恋人の日のGoogleロゴ(ブラジル国内)

ケトルさんカップル♡

ケトルさんカップル♡

ティッシュさんと紙ロールさん♡
ティッシュさんと紙ロールさん♡

 

サボテンさんとハリネズミさん♡
サボテンさんとハリネズミさん♡

表示されていたのはブラジルだけだったようです……

 

恋人の日の「p.s.」

さて、ブラジルは、どんなLOVE②な1日になっているのでしょうか?(笑)

ちなみに日本とサンパウロの時差は……12時間です。
ちなみに「愛している♡」は、ポルトガル語で「Eu te amoエウ チ アーモ♡」です!

ぜひ日本でも、恋人の日には使ってみてくださいね((*´ω`))

 

“ いいものだらけ ”の世の中へ

株式会社Key-Performance

代表取締役 CEO
 筧田 聡 Satoshi Kakehida

 

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